日本人に多いと言われる「O脚」、お悩みですか?
街を歩くと内股の方やO脚の方を時々みかけます。
何もないところでご自分の足に引っかかって、つまづく方も見かけます。
目次
1.あなたもO脚でお困りですか?
どのようなことで困りますか?
- 以前は気になったことがないが、気がつくとO脚になっていた
- 足を組んだり、横座り、女の子座りをしてしまう癖がある
- 歩くとき何もないところで、つまづいて転びそうになることがある
2.なぜ日本人にだけこんなにもO脚が多いのか?
これは諸説ありますが、日本独特の生活習慣や遺伝的なものが挙げられます。
日本は昔から着物文化で、その着こなしにも「美」と言うものが存在しました。
特に女性は「か弱く、おしとやか、控えめ」な振る舞いやしぐさが美徳とされてきたものです。
着物を着ているのに、ガニ股で大手を振って歩く女性なんか見た事ありませんよね。
昔から、“脚は内股で歩幅は狭く”歩くのが慣わしだったのです。
最近でこそO脚や内股を何とかしたいという方も増えてきましたが、まだ若い女性の間では「むしろO脚や内股のほうがカワイイ」と言って、わざと内股で立ったり歩いたりする方もいます。
日本人がカワイイと思っている「内股」ですが、外国人が見ると「何なんだあの立ち方は!歩きにくくないのか?」と、とても不思議に見えるのだとか。。。
と、お思いの方もいるのではないでしょうか?
ところが、実際はO脚のほとんどが膝のお皿が内側に向いた『内股姿勢』が原因なのです。
※一部、もともとの骨の形状が原因の場合もあります。
画像でも分かるように、膝が内側を向くことによりスネの間に隙間ができ、逆にふくらはぎの膨らみは外側に向くのでより強調されてしまいます。
そして、内股姿勢の他にも「筋力不足」という原因があります。
特に現代人は非常に運動不足。車に電車、エスカレーターやエレベーター・・・
あなたは一日の中で、しゃがんだり階段を上り降りする機会がどのくらいありますか?
その中でも内ももの筋肉と言うのは日常生活ではあまり使う機会が少ない場所です。
それに比べ、ももの外側の筋肉は立っていても歩いていても体重を支える筋肉としていつも頑張っている場所・・・。
つまり、脚を閉じる内側の筋肉が弱り、外側へ外側へと引っ張られているのです。
外側の筋肉はより発達し、お尻やももが外側に膨らんで見え、スタイルも悪くなってしまいます。
そして、今は見た目だけの問題で膝の痛みなどないかもしれません。
しかし、この膝の片側だけに負荷が掛かった姿勢が数年、数十年と続くとどうでしょうか?
しだいに膝の関節(軟骨)は削れ、『姿勢だけのO脚』から『骨の変形によるO脚(変形性膝関節症)』に進行してしまいます。
こうなってしまうと、膝の痛みに悩まされ続け、人工関節を入れないと歩けなくなってしまうこともあります。
脅すつもりはありませんが、これが現実なのです。
3.O脚ってどうすればいい?
内股のクセをなおし、筋肉のバランスを変えてあげればいいのです。
先にお話ししたとおり、骨が変形する前のO脚であれば姿勢の問題です。
ここで言う「姿勢」とは、「体の使い方のクセ」のことだと思って下さい。
無意識に脚を組んでしまうのも片肘をついてTVを見てしまうのも、靴のカカトの磨り減り方だってそうですし、利き手・利き脚があるのだって大きく考えてみると「体の使い方のクセ」なのです。
つまり、O脚や猫背などの姿勢のクセを変えるということは「左利きを右利きになおす」ようなものだということです。
簡単に行ってしまえば「意識と努力」が大きく関わってくるということ。
でも実際は「猫背をやめなさい」などと周りから注意を受けて、直そうとしたけど続かなかったという方が大半なのではないでしょうか?
なぜ続かなかったのか?
それは無理やり力で引っ張り起こしていただけだからです。
何年もかけて今の姿勢のクセができ硬くなってしまった筋肉と、あまり動かしていないために動きが悪くなってしまった関節を、無理やり力で形を変えて維持しようとしているのですから、すぐに疲れてしまうのも頷けます。
まずは凝り固まった筋肉をゆるめ、動きの悪くなった関節に動きをつけて動きやすい体にした後に、正しい姿勢や関節の位置というものを教え込ませることが必要なのです。
4.内股が気になる?
そして O脚もそうなのですが、「内股が気になる」「よくつまづく」と言う方・・・。
内股は上でご説明したように、見直すするべき姿勢なのはご理解いただいたと思います。
でも、
「よくつまづく」って内股とかO脚と関係あるの?
あるんです。
ちょっと不思議ですよね。
確かに、つまづく原因の全てが内股と関係があるわけではありませんが、特に若い女性の「つまづき」には関係がある可能性が高いと言って良いでしょう。
※年配者のつまづきは筋力低下によるものが多くなります。
どういうことか?
つまり、自分の脚を自分で蹴ってしまう方がいるということです。
このページをご覧の方なら心当りがある方もいらっしゃるはず。
つまづくまでいかなくても、靴のつま先の内側だけ擦れたような痕が付いていませんか?
革靴やローファーの内側がこんなになっている方は蹴ったつもりはなくても知らず知らずの内に当たっている可能性が大です。
そして、この場合も見直す方法はO脚と同じです。
まっすぐ綺麗に歩くこと、これは見た目だけの問題ではなく機能的に見ても一番正しい体の使い方なのです。
例えば、機械や色々な道具などは間違った使用方法をしたり無理な使い方をしているとそのうち壊れてしまいます。
しかしそれは人間だって同じ。
人間の体は正しい位置で正しい方向に動かすことで正しい機能を果たします。
間違った姿勢で間違った動かし方をしていると、そのうち体も悲鳴を上げてしまいます。
そうならないためにも、いまからO脚、内股姿勢の見直しにトライしてみませんか?
5.当院での施術
【 当院では 】
まずカウンセリングでお話をお伺いした後に、鏡の前でご自身の姿勢を確認して頂きます。
O脚の場合はこの時点で「骨格の問題なのか、姿勢の問題なのか」を見極めます。 そして膝の向きと症状の程度を確認し、「どこまで変わるのか」を具体的にお知らせします。
そしてここから施術に入るのですが、骨盤や股関節周りを中心に全身の筋肉をゆるめていきます。
各部位によって名前は分かれているものの、体は一つです。どんな動きをする時にでも体はすべてリンクして動くため、色んな筋肉をゆるめる必要があるのです。
筋肉をゆるめた後は関節の動きを良くします。
整体やカイロプラクティックと言うと「関節をボキボキ鳴らす」手技を想像される方が多くいらっしゃいます。もちろんそういった手技(CMT)もありますが、ボキボキされるのが恐いという方や苦手だと言う方には行いませんのでお伝え下さい。
モビリゼーションなど、他のやり方でも関節の動きを回復することが出来ます。
そして最後はO脚を見直すためのエクササイズです!
ご自宅でできるエクササイズをお教えするのですが、ここで1回分を行っていただいて、細かい注意点や出来るだけ効果を出すためのアドバイスを致します。
もちろん個人差にもよりますが、施術を受けた後このエクササイズを行うことで施術前より指一本分~半本分くらい膝の距離が狭くなる場合が多いです。
しかし、残念ながらこれは一時的なもの。
暫く経ってしまうとまた元の状態に戻ろうとします。それは今まで何年も続けてきた自分の姿勢に体が慣れてしまっているため。
だからこのエクササイズはご自宅でも行っていただくことに意味があります。
もちろん体のクセを変えるのですから、1回の施術ではO脚は変わりません。
しかし、この施術とエクササイズを繰り返すことで、体のバランスは確実に変わってきます。
「何とかしたい」と思えた今がチャンスです。
この機会を逃し、そのままの姿勢を続けますか?
それとも、
この機会を利用し、綺麗な足、綺麗なスタイルを手に入れますか?
私こんなんだけどよくなるの?
こんな場合はどうすればいいの?
よく分からないんだけど私の脚はO脚なの?
など、ご相談やカウンセリングは無料で行っておりますのでお気軽にご相談下さい。