当院の入り口で靴からスリッパに履き替えるのですが、履き替えの際に手をつく場所がなくて皆さん困っている様子がずっと気になっていました。
少し離れた壁に手を当てたり、小さい本棚を支えにされたり、低い椅子をつかまったりと・・・。

靴の履き替え時、手をつく所がない
何とかならないかとずっと考えていましたが、いい考えが思い浮かばず。
この度、イレクターパイプを利用して作ることに閃いたので製作しました。
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イレクターパイプとは、スチールパイプにプラスチックをコーティングしたDIY素材。屋内屋外、シーンを問わず、様々な用途に使用できます。
軽くて扱いやすそうだったので、購入しました。
この辺で購入可能なところは、私が知る限り「カインズホーム」か、「Unidy」ですね。
カインズホームをよく利用するので、多摩境店に行きました。
ネットでみるとカラーの種類はいくつかありますが、カインズには「アイボリー」または「ブラック」でした。
アイボリーにしたく、必要なパイプとジョイントをカゴに入れてみると、どうもジョイント2個が足りなかったので、店員さんに在庫確認しましたが、在庫はなかったです。T.T
取り置きしてもいいのですが、早く購入したかったので「ブラック」を採用することにしました。

購入したイレクターパイプ
パイプは専用のカッターで好きな長さにカットできますが、できるだけあるサイズでカットは省略して作ります。
ジョイントは、専用の接着剤でくっつけるだけでした。

イレクター専用の接着剤
この接着剤、速乾性があるのと、手についても洗い流せる優れモノでした。
瞬間接着剤などは手に付くと大変だったりしますが、この接着剤はしばらくして石鹸で洗っても手に残る感じなく洗えるので不思議でした。
ジョイント部分がプラスチックなので、ここが接着剤によって溶けながらパイプと強くくっつくようになっているようです。

はめて接着剤を流す
特別な加工もいらなかったので、ジョイントにパイプをはめて接着剤を隙間に少し流すだけ。
最初の15分くらいは動かさない方がいいと注意書きされています。

間にパイプで補強しぐらつきを無くす
足の高さがあるので、間にパイプをはさんでぐらつきをなくすように補強しました。
もちろん水平を取る必要はありますね。
ここもネジなどの使用はなく、接着剤のみで固定しましたので、強度は大丈夫か心配もありましたが、乾いた後に試してみるとしっかり固定されているので大丈夫そうです。

手すりの形が完成
パイプ何本かを繋げたなのであっという間に完成しました。
置きたかった場所に設置してみると、いいですね!
このまま2日ほど使用してみましたが、みなさん寄り掛かるものだと思われないようです。
そして、なんか黒い棒って味気ない。。。
以前、椅子の張り替えで余った生地を貼ることにしてみました。

余りの椅子の生地
この生地をボンドでパイプにくっつけてみました。
まだ、ボンドの匂いがしばらくしています。。。
この色いいですね。
アクセントになり味気ない雰囲気が、少しよくなった感じがします。(笑)

手すりが完成しました
しゃがみにくい方、バランスが取りにくい方など、少しでも皆さんが利用しやすくなるといいですね~
皆さんからも他に気になる所ありましたら、教えてください。
