2回目のスパルタンレース@新潟ガーラ湯沢に行ってまいりました!
【スパルタンレースSPRINT OPEN】千葉ドイツ村 2022年5月28日 完走!
完走できましたー! 先日報告しました、大人の障害物レース「スパルタンレース」ですが、5月28日(土)に千葉の東京ドイツ村で開催され、私も初参加し完走することができました。 チーム4名「machida ...
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今回は中2の息子が初参戦でした。
親子で無事に完走できて、ほっとしています。
新潟は日本一辛い場所だと噂では聞いていましたが、その通り!
鬼のような坂!
この印象がとても強いです。
心が何度も折れそうになりましたね。
詳しく報告します。
1.宿泊は高崎
私は新潟に行ったことがなく、初の新潟ですが、今回家族みんなで行くので車で移動することになりました。
会場の近くで宿泊をするとなると4時間ほどの運転になり、人も多そうなのでリーダーの提案で群馬県の高崎市に決めました。
町田から2時間弱でホテル、レース当日は1時間強で会場。
終わったらホテルに戻る。
このやり方よかったです。
高速の休憩なしで宿泊先まで行けましたし、会場の周りは人も多く、高崎駅周辺は飲み屋さんやお買い物などもできていい感じでした。
ホテルは「ワシントンホテル高崎」。
枕が高すぎて私たちはバスタオルを枕替わりにしました。
そして、レース前日、緊張のせいか、興奮しているのか、まったく睡眠がとれませんでした。
どう頑張っても眠ることができないまま朝を迎えました。
2.レースの受付
会場となるガーラ湯沢スキー場は駐車場があるもののレース参加者の利用不可です。(一般利用客のみ利用可)
駐車場は一駅前の「越後湯沢駅」の近くにある『町営 滝沢駐車場』に停めました。
夏の期間はスキー客がないからなのか、駐車場は無料開放されていました。
駐車場から15分ほど歩いて会場に到着して受付を済ませました。
今回のゼッケン番号は「20408」です!
コインロッカーに荷物を預け、スタート時間まで身体をほぐしたりストレッチしたりしながら準備。
3.鬼のように永遠に続く登り坂
エントリーしたSprintの出発時間は「11:15」でした。
直前までの時間は「Beast(20km)」の人たちが先に出発。Sprintの4倍の長さですからね。
いよいよ出発時間が来ました!
スタートラインで出発時間を待っているとMCの方が楽しく、気分を盛り上げてくれます。
そして、出発になる時は、恒例のかけ声をしたらスタートです。
恒例のかけ声
MC「Who am I??」
レーサー「I’m SPARTAN!」
MC「What is your profession?」
レーサー「Aroo! Aroo! Aroo!」
MC「3、2、1 GO!」
目の前にある坂を勢いよく駆け上りました。まさかこの先地獄のような坂があるとは知る由もなく。。。
走って登ったのは100mくらいでしょうか?
曲がってみると坂、次の曲がり角でもその先は坂。
ガーラ湯沢はスタートしていきなり2kmの坂があると聞いていましたが、本当に2km以上ありました。
普通、スキー場って滑るところですよね?
ゴンドラで登るような山道を獣が登るような道がコースになっていますから、傾斜が凄かったです。
ふくらはぎ目一杯ストレッチされつつ、登る。その場に立ち留まると後ろに転んで落ちそうなくらい。
さらに傾斜がキツイ場所になると四つん倍で登る人たちが沢山でてきます。
ゴンドラが見えるし、そろそろかな?次かな?思っても永遠に続く坂。
そして、出発時点から2kmになると知らせる看板がありました。本当に2km登るんだ。。。
一度も下る道なんてありませんでした。
やっと見えた給水所は、オアシスを見たかのような気持ちでした!
水が飲める!休憩!
チームメンバーが揃うと、口を揃えて言うのが坂がキツイと。
再出発すると、それからもしばらく登り続けました。
心が折れそうになったのが何回だったのか・・・。
4.やっと障害物
頂上なのか、やっと平坦地になりました。
強めに吹いている風がとても気持ちいい。
それから下りが見え、その先には沢山の障害物が見えました。
やっと障害物にたどり着いた。
ここで待っていた家族たちと再会できました。
最初の障害物はMonkey Bars(雲てい)です。
前回もバーとバーの間が遠く、高さの違いがありましたが、今回はさらに高さが凄かったです。
息子は若さなのか、簡単に渡りました。
私は、とにかく必死に落ちないように頑張ってしがみついた。渡り切った!
Multi Rigは、落ちないようにリングを渡り、最後に鐘を鳴らすものです。
テンポよく進んだ方がよくて、途中で止まると回転するリングがあり落ちそうでした。
Sandbag Carryは、砂が入っている袋なので持ちやすく運びやすいです。
みんな、肩や首の後ろに乗せて運んでいます。
体制替えの時に気づきましたが、首の後ろに乗せて両手で握り、少し上体を起こすと歩きやすかったです。
Hercules Hoistは、砂袋がぶら下がっているロープを引っ張り、砂袋をてっぺんまで引き上げる種目。 全体重を利用して引かないと、結構重いので持っていかれる。
Rope Clime(ロープ登り)は、息子は頑張りましたが、できませんでした。
私は前回の経験からか、少し慣れた感じで登れました。
Atras Carry鉄球玉運びの種目です。約50キロ弱ある鉄球玉。
見た目は小さいですが、とても重いので前回のレースでは軽く持ち上げようとして腰をやられそうになりましたので、今回は慎重にやりました。
私たちの前でやっていた若いお兄ちゃんたちは3人ほど持ち上げることができずに諦めてバーピーをやっていました。
それなのに、息子は意地でも持ち上げて運んでいました。旗の折り返しで一度落としたけど、また諦めずに持ち上げてゴール。
ケガせずに無事にできて息子がカッコよかったです。
Inverted Wallは、壁が斜めになっていて、こちらの方に傾いています。
O-U-Tは、壁を越えたり、下からくぐり抜けたり、間を抜けたりする障害物です。
SPEAR THROWスピアースロー(やり投げ)の番。
前回ミスしていたので、今回はリベンジとして練習をしていました。ホウキを練習用の棒として使い、何度なげたか。
なのに・・・なのに・・・
今回もミスで失敗・・・。惜しくも左にそれました。
今回のスピアースローのペナルティはバーピーではなく、近くにある坂道を往復すること。
また坂か・・・
チームメンバーでは、一人のみ成功しました!これは紛れもなく飲み会での祝杯になりました!
5.無事にゴール
ゴールに向かっての道はひたすら下り坂。
これはスピード出したら危ないくらいの傾斜です。
身体を斜めにしながら慎重におりましたが、まさか走る人もいます。
ある女性の方は派手に転びましたが、立ち上がってはまた走り抜けて下りました。きっと何度も参加されているんですかね?
下に降りてきたら家族たちが待っていて、最後の障害物として「Slip wall」と「Fire jump」。
最後のFire jumpは皆、横一列に並んでジャンプ!
ケガする人なくみんなでゴールできました。
記念品としてメダルやTシャツ、その他景品などをもらって家族と合流。
皆でもらったTシャツに着替え、記念撮影しました。
みんなお疲れ様!チーズ!
6.乾杯
過酷なレースを終えた後のビールは欠かせないですよね!
みんな宿泊先の高崎に戻って駅近くにある「庄屋」で乾杯しました。
ビールがキンキンに冷えていて最初の一口がとても美味しかったです。
今でも忘れられない美味しさでした。
今年は12月に大阪で最後のレースがありますが、これはスキップの予定。
来年のスケジュールがまだ出ていないので、そのスケジュールが出たらまた参加するレースを探してみます。
7.最後に
2回目の参加となったスパルタンレース。
今回は日本一過酷と言われる新潟でしたが、ケガなく楽しく完走できました。
そして、中学2年の息子が初めて参加したスパルタンレースでした。
息子にはレース前に練習した方がいいとアドバイスしましたが、部活以外の運動などの練習は一切なく。ぶっちゃけ本番でした。
私の予想としては、スパルタンレースなので成功できない種目が多いかと思いきや、意外とあっさりクリアしていました。
息子は18/20種目をクリアしたのです。
成功できなかったのは、やり投げとロープ登りだけ。
他の種目である、鉄球玉や砂利ケース、サンドキャリーなど重いものも大人と同じ条件でクリアしました。
脱帽です。。。
レース前の息子はYoutubeをみて、「こんなに辛そうなモノをやるなら辞めればよかった」とつぶやいていました。
それが、レースが終わると楽しかったようで、「次は10kmのSuperも行けそうだね!」と、次もやってみたいようです。
私は19/20種目クリアでやり投げだけが、前回同様ミスでした。次こそは!!
「何でお金払ってまで辛い思いをするの?」とよく言われたり、私も以前はそんな思いでしたが、やってみると感動します。
仲間同士の助け合い、励ましあい。
辛いけど、最後までやり遂げた達成感。
この年齢でもこれくらいの動きができる嬉しさ。
これがあるからこそ、次の楽しみになったり、運動もさぼらず頑張ることが出来ています。
まだ、スパルタンレースの初心者ですが、しばらくは続けてみたい思いです。
皆さんもチャレンジしてみてください!
家族でやってみてください!
ギックリ腰やヘルニアをやっていた私も今では元気にこんなことが出来ています。
身体は思うより強いのであきらめず運動しましょう。
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キット、きっと楽しいはずです~♪
今回の我が家のカメラウーマンの娘です。
写真撮るのが楽しいようで重いカメラを持ち、ずっと撮ってくれました。
ありがとー!娘よ~~~♪