血管年齢は気にしたことありますか?
血液は私のたちの全身をめぐる大切なものですが、当然血液は血管の中を通っています。
自分の実年齢に対して、血管にも年齢があります。
目次
1.血管年齢とは?
血管年齢は、実際の年齢とは異なり、血管の健康状態を示す指標です。
通常、血管年齢が実際の年齢よりも高い場合、それは血管が動脈硬化や他の健康問題によって老化している可能性があることを示唆しています。
この指標は、心臓病や血管系の疾患のリスクを評価するために使用されることがあります。
通常、健康な生活習慣や適切な医療ケアを受けることで、血管年齢を改善することができます。
2.血管年齢が高いとどんな弊害が?
- 動脈硬化(Atherosclerosis): 動脈の壁にコレステロールやその他の物質が蓄積し、動脈が硬くなり、狭くなることがあります。これが進行すると、血管年齢が上昇する可能性があります。
- 高血圧(Hypertension): 長期間にわたり高い血圧が続くと、血管に負担がかかり、血管年齢が上昇することがあります。
- 喫煙(Smoking): タバコの喫煙は血管に悪影響を与え、動脈硬化を促進する可能性があります。
- 糖尿病(Diabetes): 糖尿病は血管にダメージを与える可能性があり、血管年齢を高める一因となります。
- 不健康な食生活や運動不足(Unhealthy Diet and Lack of Exercise): 高脂肪・高塩分の食事や十分な運動の不足は、血管の健康に悪影響を及ぼし、血管年齢を上昇させる可能性があります。
これらの要因によって血管年齢が高まると、心臓病や血管系の疾患のリスクが増加する可能性があります。
3.血管年齢を左右するポイント
血管年齢を左右する要因は様々ですが、主なポイントをみましょう。
- 生活習慣: 健康的な生活習慣は血管年齢に大きな影響を与えます。
バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠などが含まれます。 - 食事: 食事は重要な要素で、低脂肪・低塩分の食事や、果物、野菜、全粒穀物などを摂ることが血管の健康に寄与します。
- 運動: 適度な運動は血行を改善し、血管の柔軟性を保つのに役立ちます。
有酸素運動や筋力トレーニングが含まれます。 - 喫煙: タバコの喫煙は血管を収縮させ、動脈硬化を進行させる可能性があるため、禁煙が重要です。
- ストレス管理: 長期間のストレスは血圧を上昇させ、血管に悪影響を与える可能性があります。
リラックス技法やストレス軽減の方法を取り入れることが大切です。 - 体重管理: 過体重や肥満は高血圧や高コレステロールなどのリスクを増加させるため、適正な体重を維持することが重要です。
- 血圧管理: 高血圧は血管に負担をかけ、動脈硬化を進行させる可能性があります。
血圧の定期的なモニタリングと適切な対策が必要です。
これらのポイントに気を付けることで、血管年齢を改善し、心臓血管系の健康を維持することが期待されます。
4.定期的なメンテナンスで血管年齢が若返り!
血管年齢の改善には生活習慣・運動・食事などいったことが大事であることは述べましたが、定期的な整体のメンテナンスも改善に繋がります。
当院をご利用の方で実例をご紹介します。
70代の男性の方で腰痛の改善でご来院され「週に1回」の定期的なメンテナンスをされていました。
そんなある日、ご来院と同時に紙を一枚だされ、こうおっしゃいました。
詳しいお話を伺うと、50代の時にも同じ病院で血管年齢を測ったことがあるけど、その時は「血管年齢が70代」と言われたそうです。
それが、70代の今はむしろ「50代の血管年齢に若返った」ことです。
5.まとめ
身体の歪みや筋肉硬直が血液の流れを悪くし血管にも影響していると思われます。
その歪みや筋肉の固まりがメンテナンスによって解消されていることによって、身体は本来の機能がうまく活動するので血管も若くなることでしょう。
お身体の歪みや筋肉の凝りを放置することはよくありません。
お仕事や育児、プライベートなどの偏った身体の使い方により発生するものです。
腰痛や肩こり、疲れ、様々な痛みなど放置していませんか?
定期的なメンテナンスにて元気なカラダをキープしましょう。
元気な心体で笑顔を取り戻しましょう。