新年度がスタートして1ヵ月。
だるく感じたり疲れを感じやすかったり、やる気が湧かないなど「5月病」と言われる時期です。
1.5月病とは?
5月病とは、主に日本で用いられる言葉で、新年度が始まり、4月に入社や入学した人々が5月になってからストレスや疲れを感じ、身体や心に不調を来す現象を指します。
これは、新しい環境に馴染むためのストレスや、入社や入学前には緊張感があったが、環境が落ち着いてから精神的な緊張が緩んでしまうことなどが原因とされています。
具体的な症状としては、不眠や食欲不振、イライラや集中力の低下などがあります。
最近、ご来院の方も同様の症状を訴える方が増えました。
疲れすぎたり、やる気がでなくて何もしたくない、身体を動かすのも辛いといった症状です。
2.運動はオススメ
そんな5月病の方には、運動は非常に効果的です。
運動をすることで、ストレスを軽減することができ、気分をリフレッシュさせることができます。
具体的には、有酸素運動やストレッチなどがおすすめです。
- 有酸素運動とは、心臓や呼吸器官などを使って長時間運動することで、全身の代謝を促進する運動のことです。
例えば、ジョギング、ウォーキング、自転車などが挙げられます。 - ストレッチは、筋肉を伸ばすことで身体をリラックスさせ、ストレスを緩和することができます。
例えば、ヨガやピラティスなどが挙げられます。
ただし、運動には個人差があり、無理をすると逆に疲れがたまってしまうこともあります。
自分に合った運動を選び、適度な運動を心がけることが大切です。
また、トレーナーなどに相談してから運動を行うことをおすすめします。
3.バランスの取れた食事療法
ストレスを軽減するためにバランスの良い食事を心がけることが重要です。
- タンパク質を摂る
タンパク質は、ストレスを軽減するために必要なアミノ酸を含んでいます。
肉や魚、豆類、卵などの食品から摂取しましょう。 - ビタミンB群を摂る
ビタミンB群には、ストレスを緩和する効果があります。
レバー、豚肉、魚、乳製品、玄米などから摂取しましょう。 - 食物繊維を摂る
食物繊維は、腸内環境を整え、ストレスを軽減する効果があります。
野菜、果物、穀物などから摂取しましょう。 - オメガ3脂肪酸を摂る
オメガ3脂肪酸には、ストレスを緩和する効果があります。
青魚やナッツ、シード類などから摂取しましょう。 - 水分をしっかりとる
水分は、身体の代謝を促進し、ストレスを軽減する効果があります。
水やお茶などをこまめに飲むようにしましょう。
また、5月病には、カフェインやアルコール、加工食品などを避けることも大切です。
これらの食品は、身体や心に負担をかけることがあるため、できるだけ控えるようにしましょう。
4.リフレッシュすることも有効的
5月病の人が整体を受けることで、疲れやストレスを軽減することができ、気分をリフレッシュさせることができるかもしれません。
整体は、手技を使って身体のバランスを整えたり、筋肉や関節の緊張を緩和したりすることで、身体の不調を改善する施術です。
しかし、整体による効果には個人差がありますし、5月病の原因は身体的な問題だけではなく、精神的な問題も大きく関わっています。そのため、整体だけで症状が改善するとは限りません。
整体を受ける場合は、信頼できる施術者を選び、施術前に必ずカウンセリングを受けるなど、安全面に十分注意する必要があります。
1人ではどうにもできない方、一人で抱えず周りに相談しましょう。
元気な心体で笑顔を取り戻しましょう。