一人一台持つのが当たり前になるほど、スマホが普及されました。
それに伴い首・肩の凝りや頭痛、腱鞘炎などで苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。
スマホの利用時間が増えるほど、症状は辛くなります。
利用時間を減らすのがよいのですが、調べものや面白い動画、お友達とのSNSなど、どうしても長くなってしまいます。
そんな時に便利なアイテムを一つご紹介したいと思います。
目次
1.スマホの重さ
まずは、便利で身近なものであるスマホの重さはどれくらいのものでしょうか?
AndroidスマホやiPhoneなどがありますが、軽いもので100gに近いものから、重いものだと200gほどあります。
平均すると約150g前後くらいでしょうか。
それに多くの方が保護するためにカバーを付けることが多いので、カバーを合わせると200gくらいになります。
スマホの出始めは画面も小さく3.5インチや4インチほどでしたが、今は6インチを超えるスマホが普通になってきました。
けど、技術の進歩で薄く・軽くしているため重さはさほど変わっていません。これは凄い!
2.腕や肩の重さ
スマホを見ている姿勢を想像すると、腕をあげることになります。
果たして、腕の重さはどれくらいでしょうか?
腕は体重の約1/16の8%くらいです。60キロの方で3.6kgになる計算なので、約3~4kgになります。
スマホをみている動作では、腕を上げている状態、すなわち肩も自分で持ち上げている姿勢をとっています。
腕と肩を合わせた重さでは7~8kgくらいあります。
この重さをスマホ操作中にずっと持ち続けています。
3.首にかかる負担
スマホをみている姿勢は、だいたい下向きをしていることが多いです。
その際に頸椎や背骨にかかる負担はどうでしょう?
頭の重さは体重の8~10%あると言われ、平均5~6kgです。
下向きになるということは、首にそのまま約5kgの頭の重さがかかるわけです。
真っ直ぐ顔を上げて前をみている姿勢では、首にかかる負荷は頭の重さのみです。(5kgほど)
それが、下向きになる角度によって重くなります。
- 0度 ⇒ 約5kg
- 15度 ⇒ 約12kg
- 30度 ⇒ 約18kg
- 45度 ⇒ 約22kg
- 60度 ⇒ 約27kg
あなたは、どれくらいの時間、どれくらいの下向き角度でスマホをやっていますか?
4.おすすめのアイテム
辛い首を考えるとスマホを触らない、または時間を減らすことが一番手っ取り早い方法ですが、難しいですよね。
そこで、みなさんにもオススメしているアイテムのご紹介です。
(1)卓上スタンド
ご覧の通り、シンプルな商品です。
スマホをスタンドに立てるだけでも画面の向きが顔をみることになるので、下向きを軽減させることができます。
折りたたんで小さくなるので持ち運びも可能です。Amazonで1200円ほどでした。
私はこの製品を使用していますが、足がついているタイプもあるので少し高くすることが可能なものもあります。
アルミやプラスチックなどお好みの製品を選んでみてください。
これを使うだけでも首の辛さは変わります!
(2)アームスタンド
動画を長時間みている場合や記事などを読む時などにすごくいいです。こちらもAmazonで1200円ほどでした。
このアイテムはテーブルなどに挟み、スマホやタブレットを挟んで好きな角度にアームを曲げることで利用できます。
今はYoutubeを見ながらエクササイズやヨガなどをされる方も多いと思いますが、その時も非常に便利でした。
ベッドで寝ながら上向きで動画を見ることもできるので、少し危険ですね。(笑)
5.まとめ
私も以前はこのようなアイテムを使用したことありませんでしたが、スマホの使用時間は増える一方。
使い方を工夫してスマホとうまく付き合いましょう。
どうしても頭を下げている動作時間や肩を緊張させていると体は悲鳴をあげます。
他にも便利アイテムはいろいろあります。
持ち運びをするのか、動画メインなのかなどから選んでみましょう。
そして、頭が痛くなりそうな時はメンテナンスが必要ですよ!
T.O.Y整体院