パソコンの世代からスマホが普及してから誰でも何処でも気軽にインターネットを利用できる環境が整え生活は随分と楽になってきました。
楽しい生活が訪れ楽しいはずが、なぜか首が凝る、肩が凝る、そして頭痛で辛い。
病院には行ってみるけど、体に異常はない。ストレートネックと言われた。
頭痛薬や痛み止めをもらうけど、その場しのぎ。
何とかならないものか。
考えてみましょう。
目次
1.特に辛さを感じやすい職業
どのような仕事をされている方が同じ症状で悩む方が多いのか?
まずは、会社でデスクワークの方。
パソコン作業をされる方は、一日中下向きになり作業に没頭しています。
デスクトップPCに比べて、ノートPCはモニターが低くなるのでより辛さが増します。
パソコン作業だけではなく、事務職の方もそうです。
キーボード作業ではないものの、書き作業も下向きになります。
勉強で頑張っている学生の方はどうでしょう。
宿題や論文作成、絵を描いたりと机に向かって長い時間がんばります。
手芸やミシンなど手作業が多い方は?
編み物、刺繍、ネイル、まつエクなど楽しいしキレイになりたいけど、辛いですね。
出産されたママさんも考えてみましょう。
授乳をしたり、おむつを替えたり休む間のなく昼夜関係なく続きます。
早くこの生活から抜け出したい!
ゲームが好きな方も読書が好きな方も長くやっていると同じ。
スマホは何時でも何処でもネットにつながっていいけど、気が付けば辛い。
首・肩回りが凝りすぎるのは困ったもんです。
2.辛くなるのは年齢と関係ない
(1)首は、なぜ凝り過ぎてくるのでしょうか?
年齢のせいだと思っていますか?
上記の職業でみるとわかりますが、年齢と関係のある作業はそれほどありません。
では、何が問題でしょうか?
共通しているのは、姿勢です!
下を向いている時間が長すぎることが辛くなる原因です。
ご自身の頭の重さはどれほどだと思いますか?
平均して5~6kgで、自分の体重の8~10%と言われています。
こんなに重い頭を下向きにすることで、首の後傾筋群は必死に頑張ります。
頭が前に落ちないように!
どれほど辛い姿勢なのか試してみてください。
5kgの米袋を手のひらに乗せて上にあげます。
上げた腕の角度を前の方に45度くらい倒した状態で耐えてみてください。
どれくらいの時間、耐えられますか?
首はこれくらいの頑張りを行っています。
ご自身の首を褒めてあげてください。
毎日、大変な思いをしています。がんばっています。
そして、優しくしてあげてください。
(2)肩は、なんで凝るんですか?
首が凝る、痛くなるのはわかりましたよね。
では、肩はなぜ?凝るの?
実は、首と肩の筋肉はほぼ同じでつながっています。
我々は首や肩と部位の呼び名を分けていますが、皮膚の奥にある筋肉はつながっています。
それが意味するのは、首が凝れば肩も凝る。
そして、その逆の肩が凝れば、首が凝るということになります。
さらに、仕事中の姿勢を考えてみるとわかりますが締め切りが近くなって忙しい時や人前など緊張をしていると、自然に肩が上がります。仕事に集中している時は交感神経をあげて興奮状態にいるため気が付かないんですが、緊張状態が取れると一気に疲れを感じ、肩こりを感じやすいです。
(3)年齢と関係ある?
上で説明した通り仕事や私生活、その人の姿勢によるものなので若い方でも高齢の方でも関係なく首や肩は凝ります。
ですので、”もう年だから・・・”というのは関係ありません。
3.有効な姿勢はこれ
どうしたら辛い首・肩の凝りから解放されるでしょう。
やはり大事なのは、
下向きの時間を減らす!
肩の力を抜く!
です。
分かっているけど、これを日頃から意識して保てることは人間なので難しいです。
できるだけ意識しなくても良い環境を作ることが大切です。
(1)スマホ操作、読書
目線に合わせることがポイントです。
(2)パソコン操作
ノートPCは、モニターとキーボードを分けて使用できるようにすることがポイントです。
特に長時間PC使用がある方は、ノートPCを工夫して使いましょう。
外部モニターにして、画面を目線の高さに、キーボードはワイヤレスにして身体の近くにおいて使いましょう。
両方が難しい場合は、ノートPCを高く目線まであげて、キーボードのみワイヤレスにするだけで十分楽になれます。
4.有効な体操はこれ
姿勢だけではカバーできないことは多いです。
そのためにも運動やストレッチは非常に大切です。
(1)首のストレッチ
首のストレッチに有効な写真や動画をこちらにアップする予定です。
当院では施術後にストレッチを教えています。
(2)肩回し
肩回しの方法がわかる有効な写真や動画をこちらにアップする予定です。
当院では施術後にストレッチを教えています。